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July 22, 2007

家造り日記

昨日のエントリの続き。

 あ、そうそう、昨日のエントリに書き忘れたが、7月18日(水)は不動産鑑定士がきて、住宅ローンのための査定をしてくれたんだった。
 結果やいかに? ドキドキするな。

【7月19日(木)】
 前日流し込まれたコンクリート、バッチリ乾いてた。

ガレージの基礎が乾いた


 素晴らしい。
 しかし単なるガレージだっつぅのに、これまたキレイに仕上げてくれたこと。
 幸せなヤツらだこと>二台のニッサン

 朝から電気工事屋Tony登場。配線の大詰め。

ヒューズボックスのインストールの相談をするRaphaelとTony

 まずはヒューズボックスのインストールを棟梁Raphaelと相談。
 棟梁が木を切ってフレームにヒューズボックス取りつけ用のブラケットを作成。

Tony、ヒューズボックスのインストール中

 で、配線中。
 なんでこんなこと、何もみない鼻歌うたいながらでできちゃうんだろう???

ヒューズボックス完成

 できた。
 美しい。

 家人曰く
 「こういうのができると、家っぽくなるね」

 何を見て「家っぽい」と感じるかは、人それぞれなんだろうねぇ。
 僕自身は、風呂桶なんかがドサッと届いたときに、そう感じたな。

 続いてTony、電気メーターボックスも配線。

家の外の電気メーターボックスも配線中

 ま、これはヒューズボックスほどはこみいってない。僕でもできそう(と浅はかなことを考える)。

 仮設ボックス同様、アースの杭を地面に打ちこむのは、僕の仕事だそーだ。
 へぇへぇ、力仕事はアタシがやりますよ、やりゃいーんでしょ、やりゃ。

 昼過ぎに、屋根業者がやってきた。

 屋根の端っこのところが、今はじつはむき出し。だから雨水は思いっきり屋根板の下側に入り込む。
 ここをふさぐ板はフェイシァという。日本語だと鼻隠し板っていうのかな。

 これは専門業者にやってもらいたいっていうんで、RaphaelはビルダーMikeの協力もあおいでやってくれる人を探していたのだが、これがぜんぜん見つからない。
 で、棟梁は「誰もやりたがらねぇ、どーゆーこった!」と、日々不機嫌になっていってたのであった。
 なんせフェイシァのインストールができないと、雨漏りする可能性があるから、内壁もとりつけられないわけで。
 他の作業が順調に進んでるだけに、ここで足止めを食う形になりそうな案配だった。

屋根業者とフェイシァ取りつけの相談をするRaphael

 ようやく何とか話のついた業者がやってきて、検分中の図。

 ただし、まだ彼らがやれるかどうかはよく分からないらしい。
 月曜日にフェイシァが届けば、彼らがやる。
 火曜日配送だったら、Raphaelと僕がやる。
 そういう段取りらしい。

 頼むよぉ、月曜日にきてくれぇ。
 いやね、面白そうだからやるのは僕は構わんのだけど、月曜日にゃ銀行とのアポもあるし、工事が遅れるのも気になるし。

 さてさて。
 僕やRaphaelの作業はというと、掃除。
 またまた地味な作業だこと。

 って、これは一昨日のネタか。

 じつは今回は、派手な掃除。
 なんせ、いよいよ断熱材を壁にいれる段階。だからフレームのテッペンまでよじ登り、僕らが作業中につけたドロやら、電気工事屋や配管工が穴開けたときの木くずやら、あるいは作業中に置き去りにされてたあまりのクギやら、そういうのもぜんぶていねいに徹底して掃除。

 ほとんどの窓は、塗装のために家人がマスキングしちゃってて開かない。そのせいで換気ができなくて、イヤハヤ家中すごいほこり。目も喉もひどい状態。

 途中から家人が、茶殻をまいて床を掃くというバーチャンの知恵を使いはじめ、ちょっと改善された。もちろん建築現場に茶殻なんぞはないので、濡らしてちぎった新聞紙で代用。

リヴィング・ダイニングの掃除片づけ完了

 で、リヴィング・ダイニングはピッカピッカ。

客間もピカピカ

 客用寝室も、空っぽのピッカピッカ。

 もちろん他の部屋もきれいにして、断熱材入れる作業のジャマにならないように荷物もちゃんとまとめ直し。

 そこに計ったようなタイミングで、

Pink Battsがドサッと

断熱材がドサッと届いた。
 ピンク・バッツ(Pink Batts)という、こっちでは一番ポピュラーなシロモノで、ようするにグラスウールだ。グラスファイバーの固まり。
 こいつに触ると、最低丸一日はチリチリとむず痒い、最悪の物質。

Pink Battsの山

 トラックはもう一回荷台を山にしてやってきて、リヴィング・ダイニングはグラスウールで埋め尽くされた。

 この断熱材をインストールする作業、ギリギリのタイミングまでRaphaelと僕は相談を続けた。
 僕ら二人でやるか、それとも専門業者に依頼するか。

 とうぜんながら、僕らでやった方が安くつく。
 しかしグラスファイバーまみれになる作業なので、しばらくは全身がチクチクする。家を一軒建てる中で、「最低、最悪の行程」。
 もちろん紙製の使い捨て全身スーツとフェイスマスクをつけて、バイオハザード処理班まがいの出で立ちでやるが、それでもかなりツライらしい。こういう装備にも金がかかる。

 で、Raphaelが値段を調べてくれた結果、「専門業者に頼んでもそんなに高くない。精神的負担にじゅうぶん見合う費用。頼もう」ということになった。
 正直、Raphaelも僕も疲れがトコトンたまりまくっているので、金曜日に作業がなくなるのはありがたかったりもする。

 というわけで、翌日は、Raphaelは朝一に現場で断熱材業者で指示するだけ、僕は家人といっしょに、チョージョが学校に行ってる間だけ外装のペイント、ということになった。

 最後に、廊下や寝室、リヴィングなどに、電灯取りつけ用の支え木を何本かインストールして、作業終了。16日(月)に配管用に作ったモノと同じような感じなので、写真は割愛。

【7月20日(金)】
 某国は夏休みになったのかな?
 こっちは学期がはじまったばっかりだけど。

 夜中から雨。
 これじゃペイント作業はムリ。

 朝はRaphaelが家の解錠をして、断熱材インストール業者(battの業者なので、略してバットマン)と打ち合わせをしてくれるが、作業後に棟梁に施錠のためだけにもう一度現場にいってもらうのはしのびないので、Raphaelに電話し、バットマンに僕のケータイの番号を教えて作業後はこちらに知らせてもらう手はずに。

 で、午前中に町でいろいろ用を足す。
 最初に窓屋にいって、風呂のドアのノブを丸いのからバータイプにかえてもらう依頼。
 次に建築現場に行って、バットマンにあいさつ。

Pink Batts業者の車

 バットマン・カー。
 ピンク・フィットって、何の業者かと思うよね。

バットマン作業中

 お、やってるやって……。

 な、なにぃ!!??

驚愕の軽装

 真冬なのに短パンで脚むき出しなのはキウィにはありがちだからさほど驚かんが、グラスウール扱うのに短パンだと!?
 で、素手でガバチョとグラスウールをつかみ、ゴーグルもなしで簡易マスクオンリー。

 どういう人種なんだ?
 本当に地球人か???

 15時前に、彼から電話。
 部屋と部屋の間の仕切り壁はまだだけど、天井と外壁の内側はできたよとのこと。
 ちょうどチョージョの下校の時刻だったので、彼女をピックアップしてから二人で現場へ。
 ただしチョージョはガラス越しにみせてやっただけで、僕がドアを開ける前に車に閉じこめた。

 で、意を決して家の中へ。マスクを持ってなかったので、息を止めて写真撮影。

リヴィング・ダイニング

 うわ。
 ピンク一色。
 チョージョが喜びそうだ。

 で、天井が30cmほど低くなり、壁が10cmほど厚くなった。
 たったそれだけのことで、すごく家が狭い感じ。

主寝室から

 彼のいったとおり、仕切り壁は終わってないので、家の端から端までまだ見通せる。
 でも、やっぱり狭く感じる。

 これで仕切り壁に断熱材が入って見通しがきかなくなったら、ものすごく狭くなるんだろうなぁ。
 でも、内壁を入れて白く塗ったら、また少し広くなるんだろうけど。ピンクのフワフワってのが、圧迫感の秘密とみた。

 しかし、そんなことはどーでもいい。
 ほんの一分ほど家の中で写真を撮っただけなのに、やっぱり空気中に浮遊してるグラスファイバーの破片にやられて、思いっきり顔がイリイリして熱い。

 ったく、あのバットマンは絶対に地球外生命体に違いない。
 僕が「サンドフライに免疫があるから、虫除けは使わない」というと、異星人を見る目で僕をながめる人が多いが、そういう人は彼をみなさい、彼を。

 まてよ。
 金曜日に作業が完了しなかったと言うことは、バットマンは月曜日にもどってきてまた作業するということだ。
 っつぅことは、僕らは彼がグラスウールを手づかみしてる横で、僕とRaphaelは窓枠の調整やったりバスタブのフレームを組んだりするわけか?

 うっげぇ、ジョーダンじゃねぇぞぉ。マヂかぁ。

 ま、これも人生。
 人生、すなわち修行。

 がんばろ。

で、来週にはいよいよ内壁のインストールが始る予定。その前に、上記のように窓枠の微調整もあるし、風呂桶をおさめる枠も作らなきゃいけない。

 あ、その前に、週末の外壁ペイント作業があったな。
 それがすんだら、外壁に飾りバトンの打ちつけもあるな。

 なんか心身ともにあわただしくなってきたな。

 続く。

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気象とカヤッキングのログは、オリジナル版『Ryu's Logbook』でご覧下さい。



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H. Ryu Takahashi
オリジナルの『Ryu's Logbook』を、純粋な「航海日誌」にして、2005年7月以降は雑文をこっちに移しました。
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